金利平価説(その7)
ところどころ値が飛んでいるのは四半期末がスポット日になっている日付のデータであり、銀行の資金取引や外国為替取引は四半期末に受渡日が集中する傾向があり、 四半期末が受渡日になる短期金融市場の金利や為替スワップのレートは異常値になることがよくある。
~FXトレーディングを経済学に基づいて理論的に考える~
ところどころ値が飛んでいるのは四半期末がスポット日になっている日付のデータであり、銀行の資金取引や外国為替取引は四半期末に受渡日が集中する傾向があり、 四半期末が受渡日になる短期金融市場の金利や為替スワップのレートは異常値になることがよくある。
カバーなし金利平価説について検証してきたが、為替取引で現実に受け取れる金利はスワップポイントといわれるリスクプレミアムを含めた金利であった。したがって、 カバーなし金利平価説の金利は机上の空論に過ぎず、現実に受け取れる金利ではないことを意味する。