05. 国と通貨一覧

国と通貨

地政学と通貨

ロシアとウクライナの間で紛争が起きて、地政学的なことを調べている過程で若干のアイデアを思いついたので簡単に書いてみようと思う。こういった事象が起こった理由について、本質的にはアメリカとロシアの対立関係が原因であり、その延長線上で起きている事象と考えられる。

シンガポール

高い国のうちのいくつかはタックスヘイブンであり、相続税や金融取引に対する税率が低い(意図的に低くしているのだろうが)ために、外国の富裕層や所得が高い人たちが集まる国であるといえる。

南アフリカ共和国

アフリカ人といえば通常黒人や褐色肌を想像するだろうが、南アフリカ共和国における経済活動の中心は全体の1割程度にすぎないイギリス系白人、及び、アフリカーナー(白いアフリカ人)といわれる18世紀当たりに移住してきたヨーロッパ系移民を祖先に持つアフリカ人である。

アルゼンチン

「世界には4つの国がある。先進国と途上国と日本とアルゼンチンである。」は経済学者のクズネッツの言葉とされるが、それぐらい常識外れの不思議な国の一つである。外国為替市場で言えば、債務不履行(デフォルト)で定番の国であり、アルゼンチンの通貨ペソ(ARS)はよく紙くずになる通貨と認識されているだろう。